脛骨骨折日記 その2(入院生活編)

2014/05/15〜2014/05/29の手術後2週間の入院生活について。


・リハビリ
午前1時間、午後1時間で毎日2時間。
己の筋力の無さにへこむ毎日。
まじめにやった甲斐あって明らかに右足以外は太くなった。


目標は2つ。
折れた足以外の筋力をつけて、松葉杖で生活できるようになること。
手術した右足首の可動域を増やすこと。
具体的には、腹筋、腕立て、体幹レーニング。松葉杖の練習。
そして右足をごりごり曲げられる。


・朝型生活・病院食
6時起床、8時朝食、12時昼食、18時夕食、21時消灯。
はじめは「アホか」と思っていたが、21時に電気消されているとこのリズムになってくる。
おかげで退院後も毎朝8時に起きるリズムに。


ごはんはそこそこおいしかったが、カロリー計算を白米でやっているような気がする。
おかずが少なく、米は普段食べている3倍くらいの量だった。


・友人・同室の人たち
個室はさみしいと思って普通の部屋にしたが、これは正解だった。
人間観察で気がまぎれる部分があった。
1名、同世代の友人ができた。
コミュ力高い人で、看護師さんやら患者さんの噂話をいろいろ教えてもらった。
よく屋上庭園に一緒に散歩にいった。


印象に残っている他の同室の人は2人。
一人は行き倒れの(おそらく)生活保護受給者。20台後半といった感じだ。
ひげと髪の毛がボーボーで臭い。3週間風呂に入らなかった私より臭かったらしい。(看護師さん談)
何度も医師に民生委員の名前を聞かれていたが「うっ頭が…」をリアルにやってスルーしていた。
2泊3日で強制退院。


もう一人は糖尿の40台後半(推定)の人。
食事制限厳しいはずなのに平気で菓子パン食ったり、ジュースを飲んでいた。
とにかく整理整頓ができない。ものを散らかしまくる。
どうやら他の部屋からクレーム出てわが病室に移ってきたらしい。


・スタッフ対応
看護師さん、理学療法士さんは親切だし、尊敬できる人が多かった。
ただ、事務員と医師は対応悪かったと思う。
特に執刀医の先生は腕は確かなんだろうが、私への術後の状況説明が1週間後だった。
その時はじめてわかったことも多数。お忙しいのはわかるがもっとやりようあるんじゃないかなあ…
ただでさえこっちは痛いし、異物入っているし不安なのに。
事務員もミス多すぎ。渡した書類を「もらってない」とか。


・退院前に抜糸
正しくはホッチキスなので抜鉤(ばっこう)。
手術でできた傷を囲むようにに13コほど。バスバスと。
抜くのは痛かったが、手術と比べると1000倍まし。
はさみみたいなもので、針の真ん中をへこましてM字にして抜いていく。


・風呂なし
術創は感染の危険があるので、フィルムで2週間密閉し、
傷がふさがってから抜鉤→入浴許可ということでした。
術後1週間までは汁がいろいろ出てたまにフィルム取り替えてました。組織液…とか?
風呂の代わりに体拭きを二日に一回くらい。頭も洗髪台で勝手に洗ってました。