「大人(アダルト)」東京事変
- アーティスト: 東京事変
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2006/01/25
- メディア: CD
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椎名林檎のドラッグ・クイーンっぷりは健在。
亀田誠治のベースも全体をぐいぐい引っ張っている。
しかし、ギターとキーボードのメンバーチェンジが痛い。
バンドサウンドっていうのは、
メンバーそれぞれが個性を発揮するからカッコいいのだ。
このアルバムは統制はとれているが、迫力に欠ける。
東京事変の前作「教育」は、とてつもないアルバムだった。
インディーズのバンドが持っているような俗悪さ・刺々しさがあった。
聴いているだけで、そこらじゅうのものをぶち壊したくなった。
各メンバーたちの音がこれでもかと自己主張していた。
しかし、今作にはそれがない。
かなりサウンドがJAZZ寄りにシフトしているが、
私は東京事変にそんなものは求めていないのだ。