「ワーキング・プア」の番組を見た。

http://www.nhk.or.jp/special/onair/060723.html


…これはまじでへこみますね。
働いても働いても、楽にならないという「ワーキング・プア」。
一方でニートがいて、勤勉なのに貧乏に苦しんでいる方々もいるんですね…。
(もちろん、ニートの方々には事情があって働けない人も多数いるでしょうけど。)


彼らを救済するにはどうすればいいんでしょうか…。
規制緩和を推し進めて、富裕層から貧困層に上手くお金が回る仕組みを作るべきなのか。
それとも…、目先の景気の回復を捨ててでも、即刻助けてあげるべきなのか。


まあ昨日の話じゃないですけど、「格差社会だからダメ」って発想は良くないですよね。
格差社会には格差社会のいいところがあるはずです。
富裕層がきちんと貧困層にお金を還元してくれれば、格差社会も悪いもんじゃない。


「自由」と「平等」は往々にして相反します。
「自由」を優先して規制緩和すると、みんなが「平等」に富む社会では無くなるでしょうし、
「自由」を多少犠牲にしてでも、貧困は根絶した方が良いという意見もあるでしょう。


現在の日本は「自由」を優先しようとしているわけですよね。
お金を儲けることが出来る人にガンガン稼いでもらって、
貧困層に上手く再分配することが可能であればそれも一つの道でしょう。


…「ワーキング・プア」、早急に解決してもらいたい問題です。
努力している人が報われない社会は、やっぱりまずいと思います。