「知識人」って死語なのだろうか

最新の「SIGHT」と「論座」を読んでいて不意に、
5年ほど前に先輩に「好きな知識人、誰?」て聞かれたのを思い出した。
(しかし、こういう会話が自然に起こる環境って今考えたらすごいな…)


…実は自分は論壇誌を読むのが趣味の一つなのですが、
もう、最近は寄稿者の大半は「文化人」ではあれ「知識人」では無い気がしますね。


「戦後知識人」で卒論を書いた私ですが、
やはり昔は高等教育を受けている人が限られていたから、
論者を「知識人」と呼ぶのが相応しかったのでしょうか。


なんか現代ではしっくりこないですね。「知識人」て。
哲学をしっかり勉強してて、そこからモノを考える人っぽいです。