PORTRAIT IN JAZZ/BILL EVANS

Portrait in Jazz

Portrait in Jazz

ということで久々にビル・エヴァンスの「PORTRAIT IN JAZZ」。


実はCD版には「枯葉」が2パターン入っており、
一方がモノラル録音(テイク2)、一方はステレオ録音(テイク1)なのですね。


これは当時、ステレオ録音がやっと始まった時期で(1959年の音源)、
録音のミスで、演奏のクオリティが高かったテイク2がモノラル録音になっちゃったと。


そこで、ステレオ盤には次点のテイク1を、モノラル盤にはテイク2を入れたとの逸話があり…、
CDにはきちんと両方入っています。


で、やっぱり聞き比べると録音ミスのテイク2の方が「良い」ように聴こえるんだよね。
テイク1も相当すごいのですが、テイク2の方はそれをさらに凌駕している(と感じる)。
私はJAZZの理論も何も知らないのですが、不思議ですね。