魔法少女まどか☆マギカ #7
杏子の生き方とさやかの生き方。
「自分のためにのみ」戦う杏子は無理をしていなくて。
「他人のためにのみ」戦う決意をしたさやかは血の涙を流す。
さやかの願いの代償。それは「叶えてから」でないと実感できないものなのだろう。
自分はこの作品、「少女革命ウテナ」に近いものを感じる。
「ウテナ」では、「白馬の王子様」幻想の空虚さ、残酷さ、こっけいさが描かれた。
「まどか☆マギカ」は、オタクたちの「魔法少女」幻想を粉々に打ち砕く作品だ。
「なのは」1期でも「魔法少女」を続けるつらさは描かれた。
しかし、それは「ハッピーエンド」へ向けての試練としてであり、
ここまで救いの無い話では無かった。。
7話。すさまじいテンションでした。今も心が痛い。