労働組合
高校のとき、政経の授業で「労働組合をどう思うか」というアンケートをした。
女の子が全体の8割くらいのクラスで、「こわい」とか「わからない」という言葉が
続出するなか、左翼だったわたしは「かっこいい」と発言し、爆笑された。
このとき、初めて自分の思想が世間的には異質なものだと悟った。
そんな教えを受けて育ってきました。
今考えれば、矛盾に満ちています。
普段の生活で、私たちは企業活動の恩恵を受けているではないですか。
やはり、マルクス主義は宗教を否定しているくせに、宗教的です。
世間では息子が大企業に就職すれば喜ぶでしょう。
しかし私の両親は悲しむのです。
私が就職に対して絶望気味なのは、そのせいかもしれません。
私は活動家になるべく育てられました。