「過去」とどう向き合うか

魔法少女リリカルなのは」は、私のもつ問題意識を、
そのまま形にしたようなアニメでした。


やっぱり、「過去」にどこまでも固執するプレシアは見ていて滑稽ですし、
でも、身に覚えがあるから、あんまり笑えません。


「過去との訣別」ではなく、「過去との対話」を訴えるなのはや、
「現在ある絆」の大切さを知るフェイトを見ていると、
「あー、あったなあ、こういう瞬間。」と、しみじみ思ってしまいます。


「過去」は魅力的で、気を緩めるとそこに「逃げたくなる場所」です。
また、どうしようもなくつらい思い出は「捨てたい」とも思います。
しかし、それではダメで、やはり「向き合う」ことが大切なのだと思います。
そして、「現在ある絆」を大切にすること、信じること。
それが生きるということなのではないかな、と思います。