萌えは阿片だ

マルクスは「宗教は阿片だ」と言いましたが、
それになぞらえて、「萌えは阿片だ」と言いたい。


東浩紀もオタクを薬物依存者に例えていたけど、
本当にそうだと自分でも感じている。


正直、私は毎日のようにアニメイトに行って、
オタク系のものを物色し、購入している。


やっぱり、ライトノベルやコミックは、
純文学などと比べると、消費の瞬間的な強度は強いけど、
その分飽きるのもすごく早い。


でも、私は、次々とそういったものを消費することで、
何とか生を保っている一面がある。


「萌え」は、私にとってなくてはならない存在だ。
それは、向精神薬やタバコやコーヒーよりも効力がある。
病み付きになって、止まることをしらない。


オタクを辞めることなんてできない。
「アニメが死ぬほど好きだ」とか、そんな大層な理由じゃない。
「萌え」という名の麻薬が切れるからなのだ。