「灼眼のシャナ」5巻

灼眼のシャナ〈5〉 (電撃文庫)

灼眼のシャナ〈5〉 (電撃文庫)

まあ、内容をとやかく言う前に、
表紙のシャナにとりあえず萌えましょう。


低身長。
勝気な顔。
抱えた大剣。
紅蓮の髪と瞳。
羽織った黒マント。
体中に巻かれた包帯。
不老不死となった身体。


す、すばらしすぎる…。
これが萌えるキャラだ!!


伊藤剛さんの提唱する「キャラ」概念を考えるとき、私は真っ先にシャナを思い出します。)




話がそれました。内容はというと、
『炎髪灼眼の討ち手』誕生秘話です。
僕は、1〜4巻まで読んで一番良かったと思いました。


坂井悠二とシャナの恋愛話もいいですが、
今作はヴィルヘルミナさんやメリヒムらの心情描写が秀逸で、
先代『炎髪灼眼の討ち手』がいかに魅力的であったかということ、
また、彼女らの少し悲しい三角関係と、
それでも全員がシャナのことを大切にしていることがわかり、
読んでいて感情移入しまくりでした。


まあそれでも、この作品の魅力はと聞かれると、
「シャナ萌え」
の五文字で説明終了です。