「舞-HiME」9巻
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2005/09/23
- メディア: DVD
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※以下、ネタバレ!
最終話で少し減点。ハッピーエンドにするならするで、もっと他にやり方があっただろうに。ヒメボシ破壊をもっと丁寧に描写するとか。あと、少なくともミロクを倒したんだから、そのHiMEおよび「黒曜の君」の器は死ぬべきだったのでは。25話まで積み重ねてきた、過酷なHiMEの使命と戦いと、しかしその中で彼女たちが得た友情、愛情、信頼といったものの重みが薄れたような気がします。恨み、妬み、怒り、悲しみといった感情をぶつけあい、大切な人(もの)を壊しあって、その上で舞衣が相手を理解しようとしたから感動があったわけでは?
しかし24話、25話は最近見たアニメでは一番の出来かと。「自分で考えて大切なものを選ぶ」という行為が、残酷さを秘めた行為であること、しかし、それでもその選択は他人まかせにしてはいけないこと、また、残酷であるが故に、人は選択肢を前にして迷い悩むこと。そういったことが丁寧に(というか直接的にww)描かれていましたね。
もう少しで神アニメだった。残念。