「びんちょうタン」は神アニメかもしれない

このアニメ…、侮りがたい。萌えアニメ」「癒し系アニメ」と括ることも可能でしょう。しかし、児童労働が合法だというその世界設定、「幸せはお金では測れない」というメッセージ…。すごいアニメだと思います。


今日は7話のお祭りの話と8話の犬を飼う話でした。


お祭りの話では、孤児にして日雇い労働者であるびんちょうタンは仕事で遅れてお祭りに参加。ちくタンは相変わらずヘンな発明したり、和太鼓叩いたりと元気いっぱいでした。れんタンは一儲けしようとその霊感をフル活用(笑)。びんちょうタンに対しただならぬ気配を感じとった模様(笑)。そして、新キャラのあろえがいい味出してる。水分が足りなくなると目を回すという…。萌える。そしてクヌギたん。深窓の令嬢である彼女は庶民のお祭りなどには参加できず…。(しかし爺やが雰囲気だけでも味あわせてあげようとラムネを買ってくるという…。)ラストの全員集合した絵は階級という壁に阻まれて実現不可能な夢であるわけだけれども…。みな、それぞれの身の程に応じて、お祭りを楽しむことが出来てるわけで、すごく幸せなお話でした。


犬を飼う話。野良犬にコロッケを買ってあげたせいで、茶碗を買い換えることができなかったびんちょうタン。(しかも店のおっさんが母親のことを聞いてくるという…。びんちょうタンは孤児だろ!!何気ない一言が、他人を傷つけることがあるんだ!!)「むすんでひらいて」を幼稚園の柵の外で一人でするびんちょうタン。しかしその手は、仕事と炊事のせいでボロボロ。親が恋しくなったのか、家に帰って、一人で「ただいま」「おかえりなさい」を再現するびんちょうタンちょっと泣けた。しかしコロッケをあげたいつぞやの犬がついて来ていて…、ちくタンと二人で飼うことに。また、一生懸命さを買われて、クヌギたんの通うエリート学校のバイトも続けられることに。犬のおかげで学校でも人気者になれて(クヌギたんとも打ち解けて)、それまで一人でだった寝床には犬のサジが。バイト代も増えて茶碗も買いかえれたし、良かった良かった。


どうです、この僕のハラハラドキドキっぷり。
DVD買ってしまうかもしれません…。