TRIDENT/McCOY TYNER

Trident

Trident

さて、これはピアノトリオ盤。だが…。
マッコイ・ロン・エルヴィンという強烈なメンツ。


ジャズに詳しい方なら、
「ありそうだけどあまり無い組み合わせ」
「おもしろそう!是非一度聴いてみたい!」
と思うはず。たぶん。


まず気になったのが2曲目「ONCE I LOVED」(アントニオ・カルロス・ジョビン
をどう料理するのかというところ。


爽やかなジャズ・ボッサのこの曲ですが…、
この三人にかかるとあら不思議、深遠かつ濃厚な異空間に。


5曲目「IMPRESSIONS」6曲目「RUBY,MY DEAR」なんてもう語るまでも無いでしょう。
もともとがコルトレーンやモンクの作った曲です。
いつものマッコイの音世界が広がります。
しかもベースがロン・カーターです。


…正直、ジミー・ギャリソンより酷い(良い意味で)。






ちうわけで、コルトレーン・カルテット好きなら買いです。