ARIA 10巻

ARIA(10) (BLADE COMICS)

ARIA(10) (BLADE COMICS)

読み終わりました。しばし呆ける。ああ、幸せ。
では簡単に各話感想を。


・46話「誕生日」
3大妖精の話は個人的にすごく好きです。特に今回のような「過去」を想起させるものは。
とりあえず晃さんの満面の笑みに心が洗われましたよ。
アリシアさんがプレゼントを受け取った時の表情もすごく良かったですが、
まあそれに関してはbajaさんに任せましょう(ぇ。
ARIAカンパニーの一日の業務が分かったお話でもありました。
#自分の今している仕事と被るところがあって、灯里ちゃんに共感…。


・47話「エピファニア」
「自分ルール」同様、お子ちゃまアリスのひねくれ話。
アテナさんはすごく立派な人だと思う。
この話は見せ場の見開きがすごく良かったですね。


・48話「トラゲット」
半人前でもお客を乗せることが出来る仕事があった!
この話はオチがいまいちかな。
様々な考えの半人前ウンディーネがいることと、
灯里ちゃんの実力のほどがわかったお話でした。


・49話「春夏秋冬」
1巻で1シーズンのARIAとしてはかなりイレギュラーな話。
しかし絵が美しすぎることと、
灯里ちゃんの詩的な季節感覚により、素晴らしいお話になってました。


・50話「課外授業」
とりあえず扉絵がカラーで見たい。美しすぎる。
アリシアさんの教育方針にはすごく共感します。
雪だるまの時でもそうでしたが、自分から説教臭いことを言わないんですよね。
そして叱らず、褒めて相手を伸ばしてあげようとする。
教え子のミスは自分のミスと受け止める、教えることで自分が成長しようとする。
本当に尊敬します。教育者の鑑です。
あと最後の方のアリシアさんの微笑みに関してはbajaさんから(以下略)。


・Special Navigation「星占い」
暁×灯里の関係は本当にほほえましいというレベルですね。
やはりARIAの世界では「恋愛」を描くことはなかなか難しいところだと思います。
下手すると世界観が崩壊してしまう危険性があるので…。
アルと藍華の関係でぎりぎりでしょう。


…てこの感想書き終えて、お酒飲みながら読み返してたら泣けてきた…。
ので今日はこのへんで。ARIA最高。いつまでも連載が続きますように。