ゼロ年代の感性

私はあんまり仕事のことはここで書かないのですが。


昨日、職場で女子中学生がノートに
ひぐらしのなく頃に
と落書きしていたのを私は発見しました。


そこで私は、本来であれば、
「にぱー☆」とかやりたいところなのですが、
まあそこは隠れオタクです。ガマンガマン。
とりあえず、質問をしてみました。

私「これ…何なの?」(←すげぇ白々しい)
答「マンガ。面白いでー」

という受け答えがありました。


まず、13歳の少女が「ひぐらし」を楽しんでいるということにも驚いたのですが、
その媒体がコミックスであることにもいろいろ考えてしまいました。


自分が中学生の頃、流行したマンガを思い出してみると、
やはりジャンプ黄金期ということもありまして、
「少年ジャンプ」を中心としたマンガが流行っていましたし、
何よりも面白かったという記憶があります。


それが、最近の中学生では「ひぐらし」だという。
(注・その子は特にオタクというわけではありません。)


僕が「ひぐらし」の中で一番好きな要素としては、
根底に流れるジャンプ的な「友情・努力・勝利」という精神なのですが、
果たしてその子はどのように「ひぐらし」を読み込んでいるのだろうか。


ひぐらし」には、僕ら世代なら「追体験」としてしか感じられない部分があります。
その部分を、今時の少年少女はどのような感覚で読んでいるのか。
すごく気になりました(立場上聞けませんけどね)。