「失恋する女の子」が好きだ
思い起こせば7年前、私は結構な失恋をした。
後にも先にも、こんなにショックを受けることはないだろうというような。
そのときの経験からか、私は「失恋する女の子」が好きである。
と言っても、リアルの話ではなく、二次元の記号の話だが。
オタクがハーレム系作品を楽しめるのは、
・主人公になりきってモテモテ感を味わえるから。
・(特定のルートで)選ばれない女の子に共感し、そのキャラと悲しみなどの感情を共有できるから。
…という2点があると個人的には思っていて、
自分は後者をかなり重要視する、というかハーレム作品の肝だと思っている。
だから、たとえばefの新藤景なんかは、
「第1章の主人公に振られてから、第2章の主人公と付き合うまで」
の心情描写が事細かに描かれていて、そこにやっぱり共感するんですね。
その他、CLANNAD(アニメ1期)の藤林杏やら、true tearsでいうと愛子とか。
最近やったeden*だとラヴィと真夜だね。
eden*は今日人づてに、「選択肢がないからダメ」という評価があると聞いたが、
私は上記の理由から気にならなかったですね。
ラヴィと真夜のような「失恋する女の子」がしっかり描かれていればそれで良し。
だから逆に言うと、ラブプラスには全く興味が持てないんですな…。
「モテたい」より先に、「失恋した女の子に共感したい」があるので。
…と、ラブプラスのブームから自分の嗜好を振り返ってみたのでした。