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20代最後の年が始まってしまった。
エヴァのミサト・リツコ・加持さんと同い年になったという衝撃が。。。


高校・大学の時、あの3人組が自分にとって「大人」の象徴であった。
「退廃」に憧れ、自堕落な生活を楽しむ自分は「大人」なのだと思っていた。
時にそんな自分が嫌になったが、そんな時でさえもあの3人組と自分を重ねた。
自分にとっての「精神的支柱」だったのだ。あの3人は。


数々の挫折や後悔、反省があって一時彼らからは遠ざかったが。
社会人になって、今度は新劇場版のミサトさんが自分の目標となった。


新劇場版ヱヴァ破を見て驚いた。
ミサトさんは俺だ」と思った。
旧版の大人の疾しさ、ずるさを持ったミサトさんも好きだったが。
「世界」や「私怨」よりも、目の前の「他人」を大切にする新ヱヴァのミサトさんは本当に素晴らしいと思う。


今年、自分はあんな「大人」になれるだろうか。
分からないけれど、一歩ずつ近づいていくしかないのだろう。