グランドホテル様式

大学の授業で習ったけど、
映画などで、一つの場所を舞台とした物語を、
上記のように呼ぶそうです。


私は、ひきこもりがちの性格のためか、この様式が結構好きです。
めぞん一刻」(一刻館が舞台)、
ラブひな」(ひなた荘)、
ローゼンメイデン」(桜田家)、
おもしろいように当てはまります。


「一つの場所」の解釈を少し広げると、
魔法先生ネギま!」の麻帆良学園や、
新世紀エヴァンゲリオン」の第三新東京市なども、
当てはまるのではないかと思います。


ちょっとその理由を考えてみたのですが、
やっぱり、「わかりやすい」というのが一番じゃないかなあと。
どこそこの部屋に誰が住んでるとか、
この部屋ではいつもこんなことが起こるとか、
目移りせずに、「お約束」が何度も起こるという。


四谷さんは五代くんの部屋をいつものぞいてくるし、
けーたろは成瀬川の着替え中に部屋に入っちゃうし、
翠星石は毎回窓ガラスを割ってジュンの部屋に入ってくる。


麻帆良学園第三新東京市は広いのでなんとも言えませんが…。
でも、二つとも細かな設定があって、
場所そのものに愛着がわくというのはあります。


それと合わせて考えると、私は、
現代の現実世界をベースとしつつ、ファンタジー要素のある作品が好きかなと。
もろに中世ヨーロッパ風の世界を舞台にしたものとか、
あるいはSFものよりも。


あーなんか、結論も出さずじまいですみません。