虚構で現実を乗り越えろ

左翼思想と葛藤の末、訣別した私は、
結局、「虚構で現実を乗り越えるしかない」と考えるようになりました。


そういった私が、オタクになるのは半ば必然のことだったのでしょう。
「つらい現実を左翼思想によって改変していく」よりも、
「つらい現実は現実として生き、かわりに虚構で救いを求める」方が、
はるかに「現実的」であると今の私は考えています。