ホームレス問題を考える

昨日、私の住んでいる地域で、
ホームレスの住居の強制撤去が行なわれました。


で、強制撤去じたいは仕方ないのかなあと思うのですが、
巷にはびこるホームレス差別には我慢がなりません。


私の住んでいる地域は、昔からホームレスが多く、
小中学生はホームレスをいじめて遊んでいました。


私の友人たちも、何の疑いも無く、
ホームレスに石を投げたり、
住居に爆竹を投げて遊んでいました。
血だらけのホームレスを見て爆笑していました。


私は、当時は左翼でしたから、
「彼らは資本主義社会の犠牲者なんだ」と考えていて、
一切ホームレスいじめには関与しませんでした。
(そうすると、ノリが悪いと言われて私もいじめられたわけですが。)


さて、今は私は左翼ではありませんから、
ホームレスが存在するのは仕方ないと考えています。
むしろ存在しない社会の方が不自然です。


ただし、彼らの存在は容認するべきでしょう。
たしかに、公園を不法占拠しているかもしれない。
身なりは汚いし、治安の面で不安は残るかもしれない。
それでも、彼らの存在を否定してはならないと思います。