どのように生きるか

転職予定先の社長と面談をした。
待遇的には、今の会社よりぐっと下がる。
だが、この会社に入ろうかと思っている。


理由はストレスフリーであるだろうということだ。
最低限のお金はもらえる。あとは実績次第。
とはいえ、相当頑張っても、今の年収には届かないだろうが。
口を糊することはできるようだ。


独立し、完全なフリーランスになっても良いのだが、
現状の貯金を取り崩していく。。ということに難しさを感じる。
ハイリスク・ハイリターンは、私の信条ではない。


「絶望の日々」というブログタイトル。
これはその昔、メンタルを病んで1年ほどひきこもりに近い生活をし、
そこからしか始めることはできないよね、と思うに至ったからである。


あの頃の自分と比べれば。
たいていのことは我慢できてしまう。


プロ市民の親父を尊敬していた頃の話だ。
とある反対運動に関係したことがあった。
私はアルバイトで稼いだ15万円をすべてこの運動で使い果たした。
「真実を知りたい」という思いがあったからだった。


結果として、「活動家」の欺瞞に気付き、私は以後運動から撤退するのだが、
現地の警察から「お前、金もらってやってるんだろ!?」と言われたことがあった。
(ちなみに、この時行っていたのは合法的なデモ行進)


これには非常にがっかりした。
お金は大事である。
しかし、「金のためなら何でもする」のは大人の作法なのか。
私はそうは思わない。自らの「正義」を実践するのが大人だろう。
「こんなやつにはなりたくないなあ」と心底思った。


現に私は、給料が下がってでも転職しようと思っているわけだ。
逃げても現状は変わらない。現状を変えることは、自分を変えることなのだ。
お金は大事、でも、「金が全ての行動基準」の人間にはなりたくないと思う。